お母さんに向けてこんな素敵なプレゼントを作っちゃいました^^
先日、心書初級講座の2回目を開催しました!
初級講座は全部で4回行います^ ^
5月は母の日もあり、
初級講座を受けてくださっているH・Kさんのお母さんが
5月にお誕生日を迎えるということで
想いをのせたお誕生日プレゼントを作りました。
落款も作り、世界に一つだけのプレゼントが出来上がりました!!
目次
線のバリエーションの練習
まずはやっぱり線のバリエーションの練習です。
この練習をすることで、肩の力も抜け、手首のストレッチにもなり
体が自然に動くので思いもよらない線に出逢うことができるんです^^
また、線のバリエーションの練習をすればするほど
いろんな線の表情もみれるし、筆とも仲良くなれるので、
こんな動きをするとこんな表情を見せてくれるんだなということにも
気付くことができます。
最初から文字の練習をしてしまうと
文字の形を気にしたり、こう書きたいという枠がでてきてしまうので
とても大切にしています。
配置とバランスについて
心書は、決まりやルール、正解のない自由な世界なので
「まっすぐ書かなければいけない」
とか
「同じ大きさで書かなければいけない」
など決まりはありません。
なので、上下に少しずらして書いてみたり
斜めに書いてみたり、Vの字に書いてもOKです!
そして、字の大きさは大きい字もあれば小さい字があってもいいんです。
太い字があったり、細い字があったり何でもOKな世界です。
そんな世界を一緒に味わいました^^
書いていくうちに「こんなのもいいよね~」と言って
ニコニコ楽しそうに書いている姿がとてもかわいかったです♪
自分の字で落款作り
自分の作品を作るには、やっぱり最後に押す落款があると違いますよね!
ということで、心書で書いた自分の名前の一文字で消しゴム落款を作りました。
まずは、どんな文字の落款を作りたいのか!
漢字?ひらがな?一文字?二文字?
かわいい感じ?かっこいい感じ?
どんなものでも作ることができます!!
筆ペンで字体を書き、この字の落款を作りたいと決まったら
消しゴムに写し彫っていきます。
まずは、私がやりながら説明しました。
そしてH・Kさんも体験!!
あまり細かい作業が好きではないようで苦戦していましたが、
ちょっとできた~と言ってとても楽しそうに彫っていました^^
途中からバトンタッチ!
最後の仕上げをやり、H・Kさんの世界に一つだけの落款の出来上がり☆
H・Kさんは、落款が出来上がった瞬間
「楽しい~♪」と言いながらずっとペタペタして遊んでいました♪^^♪
自分が筆で書いた文字が落款になるって嬉しいですよね!!
心で書くこととは??
2つの感情を感じてからその感情を1本の線に表していきました。
1つ目の感情は「嬉しいとき、楽しいとき」のことを思い出したり
これからの未来でこうなったら嬉しいな、楽しいなということを
イメージしてもらいます。
「嬉しい、楽しい」という感情が心いっぱいになったら
その想いを1本の線に表します。
2つ目の感情は「さみしいとき」のことを思い出して
そのさみしさを1本の線に表します。
この2つの感情を感じて線を書くことで、
感じた感情によって線が全く違うということがわかるんです。
また、感情の整理もできるようになります。
嬉しいときや楽しいときのことは思い出しやすいけど、
さみしいときのことは今まで思い出さないようにしていた分
思い出すのはすごくしんどいし大変です。
しかし、それは今までそのさみしさにふたをしていたからなんです。
だからこそ、さみしいときのことを思い出し、
心で感じ1本の線として表して吐き出すことで
気持ちが軽くなるんです!!
作品作りで大切にしていること
落款が出来上がり、作品作りに入りました。
作品を作るに当たって大切なこと!
それは、相手を1人決めること。
その相手にどんな想いを届けたいのか?
相手が受け取ったときにどんなふうに感じてほしいのか?
相手とテーマを決めてそれだけにフォーカスします。
そして、その想いが心の中いっぱいに満たされたら書いていきます。
相手やテーマがぼんやりしていているとぼんやりした作品になってしまうし、
相手やテーマが決まっていても、
伝いたい想いが心の中いっぱいに満たされていない状態では表現ができないんです。
ここが心書では、とても大切にしているところです。
H・Kさんからお母さんへの想い
「いつもありがとう」というのを心から伝えたい!
何かしてもらって「ありがとう」っていつも言うようにはしているけど、
自分が仕事で忙しかったり、予定が立て込んでいたりすると
どうしても言い忘れてしまっていました。
言っていたつもりだったけど、つもりだっただけで言い忘れていたので
今までのたくさんのありがとうを届けたいと思いました。
気付きと感想
「さみしいことや都合の悪いことにはふたをしがちだったけど、
そういう気持ちを紙に書いたり、人に話したりして、
早いうちに外に吐き出し、手放すことで楽になるんだなと思いました。
上手くじゃなくてもいいから、日々の日常のことも含めて
人に伝えることが大切なんだなということに気付きました。」
と話してくれました。
また、こんな感想もいただきました。
「和紙に書くのはちょっと難しいと思ったのが半分と
今まではお誕生日カードを買って書いていたけど、
今回は自分の創作で作ることができて嬉しかったです。
メールとかで伝えるのが多かったから
普段の「ありがとう」とは違う形の「ありがとう」を
作品にのせることができました^^
5月には、母の日と誕生日の2つのイベントがあって
この月に何かやりたいなと早々と思っていたときに
この「心書」に出逢ったから、友達とか誰よりも先に
お母さんの誕生日に書いてプレゼントしたいと思っていたんです。
これから友達の結婚祝いなどにもプレゼントしたいです。
これなら気持ちが伝わるし、世界に一つだけのものがプレゼントできますね。
あとは、年末の年賀状に向けて、マイ落款を作りたいです。
と話してくれました。
心書の素敵なところ
文字の量とかは全然関係なくて、
どれだけ自分の想いを筆にのせることができるのか。
それがすごく大切だなと思いました。
例え一言や一文字でも、心いっぱいに満たされた想いを筆に託して書くことで
その想いが文字として表されて、相手に必ず届いていきます。
そこが心書の素敵なところだなと改めて感じました。